ギターを練習するのに、ヘッドフォンを使った方がいいのでしょうか?
これに関しては、個人的には、「No」です。
確かに、昔はヘッドフォンで練習していました。
しかし、やめました。
その理由を答えていきます。
ヘッドフォンで練習しない理由
昔はヘッドフォンを使ってずっと練習していました。しかし、難聴になってからやめました。
やはり、人前でライブなど、人前で演奏することを前提に練習した方がいいです。聴衆みんながヘッドフォンをつけて聞くわけではないですからね。Charさんも、ギターにシールド、アンプをつなげて立っている姿が最強だ、と言っています。
ヘッドフォンの出力
また、ヘッドフォンの出力とスピーカーからの音で微妙に違いますよね。アンプとヘッドフォンででが出力も違います。ということは、厳格にはヘッドフォンとアンプのスピーカーから聞こえてくる音が違うということです。
実際にライブなどで聞くことはアンプから聞こえてくる音なので、やはり練習においてもアンプから聞こえてくる音を自分で聴いて練習するのが最適といえます。ヘッドホンをつけることによって、音に違いが出てきます。
理由としては、ヘッドフォンによってもそれぞれ特色があるからです。そのためギターやシールドから流れてくる音そのものをアンプから出してないことになります。
ヘッドホンで無理やり音が捻じ曲げられてしまうということもあり得るのです。
特に安いヘッドホンになってくると、自体が痩せていたり。ギターの音が潰れたようにぐしゃっとなって出力されることが往々にしております。そのため、本当の意味でギターの練習にはなりません。
どうしてもヘッドフォンで練習する場合は、ヘッドフォンの音を限りなく劣化させないために、SONYの『MDR-CD900ST』のような高品質なモニターヘッドフォンが必要になってきます。安いヘッドフォンは中低音域などの無理矢理押し上げたりしています。もちろん、それ自体が悪いわけではありませんが、ギター練習には向いていません。「モニターヘッドフォン」と呼ばれる癖のないシンプルなヘッドフォンが必要になってくるのです。
耳が痛い
ヘッドホンで練習すると、単純に耳が痛くなってきます。そのため、ヘッドホンでの練習は長時間の練習には向いていません。夏場は暑くなり、汗で群れて暑苦しくなってきます。
また、難聴の観点からしても耳には良くありません。
アンプを購入する意味がない
お気に入りのアンプを購入しても、ヘッドフォンで練習していたら、アンプを購入した意味がありません。
ヘッドフォン使用の機会
ヘッドフォンを使う場合は、どうしても大きな音を出せないという場合がいいでしょう。
あと、耳コピをする場合に細部のCD音源を聴き分けるときにもいいかもしれません。
まとめ
アンプを使って弾ける曲はヘッドフォンでも上手く弾くことが出来ます。
練習する際は、自分の音を聞くことが重要になってきますから、なるべく音が劣化する要素は排除するのが最適です。
どうしてもヘッドフォンを使って練習したいのなら、高品質のヘッドフォンにしましょう。

SONYのMDR-CD900STは個人的にずっと使っています。
難聴になってからはほとんど使っていませんが、プロもレコーディングで使う風景でおなじみのド定番ヘッドフォンなので信頼と実績は折り紙付きです。